matikoのブログ

昨年八月二日に長女Nを自死で亡くしその後三週間後に私の肺腺癌が発覚。ステージⅠbで左肺上葉の全摘をしました。心身病んだ心の本音をブログに綴りたい!

月命日


六回目の月命日。

昨日から涙が止まらない。

後悔と自責の念と辛くて苦しくて。レキソタンの効き目も悪い。

いつになったらもっと普通に過ごせるんだろう。そんな日が来る訳はない。

逝かせる事が愛ならば私が逝く事も許して欲しい。

でも父は言う「恥ずかしい死に方だけはするなよ」と。

何が恥ずかしいの?

残されるのが辛いからでしょう?

大変だからでしょう?


N、貴女は私のバディだった。ずっと一緒だと信じてた。


お花は気に入った?

食欲のあるとき大好きだったゴディバのチョコは美味しい?

今の貴女にしてあげられる事こんな事くらいしかなくて…それがまた辛いんだよね…


今日も泣きます。泣く事くらい許してね。

私も貴女を赦します。私を一人ぼっちにした事。

たくさんの思い出をくれたから、

貴女の側に逝けるまで思い出をひとつひとつ抱き締めて生きていきます。


六回目の月命日。空は青く澄みわたっています…

ありがとう…

愛するNへ

一日のうちに急に訪れる発作のような悲しみに耐えられなくて、朝のジェイゾロフトだけでは不安でレキソタンを飲んでしまう。効いているのかいないのか、ただの気休めかもしれないと思いながら…

でも今日は飲まなかったよ。Nを亡くした事実はどうしたところで変わりはしないし、泣かずにすむ日が来る訳はないし。だから覚悟して薬を抜いてみた。大切な我が子を自死でなくした親だもの、苦しむし悲しむし、自責の念にさいなまれ死にたいと思って当たり前なんだと開きなおってみた。

私は一人暮らし。明日は休み。泣きはらそうがやつれようが誰かに会わない限り大丈夫。でもきっとNが怒るかな…その時はこう言おう。「貴女が死んだりしなかったらママはこんなじゃなかったよ!」って。Nは悲しい顔をして言うだろうな。「私が15年も病気ですごく辛かったのママが一番知ってたやろ?」って…

そうだよね。ほんと苦しんだよね。沢山の薬処方されその副作用にも悩んだよね。わかってる…よくわかってるよ。だからあの日翔んだんだよね。ママを残して…

今夜は薬飲まないでもわりと大丈夫みたい。Nと会話したからかな。明日も飲まずにすみますように。ジェイゾロフトだけは許してね。あと、レンドルミンも…

ごめんね。弱いママで。

愛するNへ



今年も裏庭の紅梅が咲き始めたよ。少し風が吹くといい香りが部屋まで届くよね。こうしてNちゃんの居ない季節がひとつひとつ重なって行くんだろうね…でもいくつ重ねても私は慣れないよ。どんな親子より長く一緒に居たんだものね。貴女が元気な時四年間だけ離れたけど。

次はいつ一緒に暮らせるかなぁ。

ママの肺癌が再発して案外早くそっちに行けるかもね(笑)

それでもいいなって……

紅梅来週は満開だね🌺